5速(最高ギア数)でのギア比は高くしすぎると最高速度を低くしてしまうので要注意。
グラフの終点が最高速度になります。
●「ブレーキ(Brakes)」の設定
グラフは時間の経過による、制動力の大きさを表わしています。
グラフの両端をドラッグして、グラフの傾きで初期制動量と制動力の増加量を決定します。
初期制動を大きく設定するとブレーキは効きますが、カーブ通渦中のブレーキ使用は車を不安定にします。
初期制動を小さくしても制動力の増加量を大きくしすぎても同様です。
●「タイヤ(Tires)」の設定
タイヤは5種類あります。
柔らかいタイヤほど、グリップ力が高くライフが短く、固めのタイヤほどはグリップ力が低いかわりに
ライフが長くなります。ダイアログ中のグラフは、摩耗によるグリップ力の低下を示すグラフです。
レースでのタイヤの使い方によって、タイヤを決定してください。 タイヤの消耗は、車の駆動方式や前後バランスにより大きく影響されます。
操舵輪が消耗すると曲がりにくくなり、後輪が消耗するとドリフトやスライドが生じやすくなります。
※Sprintレースでのタイヤ選択
Sprintレースの場合はソフト〜ノーマルの中から選択することをお勧めします。
レース走行距離が短い場合はソフトが有利ですが、長い場合は選択肢が増えます。
レース中のタイヤレスポンス格差を好まない場合はノーマルを選択します。
とにかくスタートダッシュで優位にしたい場合はソフトを選択します。
※駆動方式によるタイヤの摩耗
駆動輪と操舵輪が同じ駆動方式はタイヤに負担をかけます。
また、重量の前後バランスにより前後のタイヤの摩耗は異なったものとなります。
※ギア等の他のセッティング変更によるタイヤへの影響
各項目でタイヤへの影響にふれていますが、雑で無駄なハンドリングが一番タイヤを摩耗させます。
丁寧な無駄の少ない動きをすれば、他のスペックによる影響は無視できるほど小さくなります。
●「その他(Others)」の設定
◎「ウィング(Wings)」の設定
スライダーでウィング角を変更します。
ウィングの角度により、前後ダウンフォースのバランスと、最高速度が決定されます。
傾き ウィングの傾きの角度を決めます。
前後比 車の前部と後部にある各ウィングの比率を決めます。
※水平(H)にすると...
ダウンフォースは発生しません。最高速重視の高速サーキットでは有効です。
※垂直(V)にすると...
一般的にコースの難易度が高い(ストレート部分が少ない)場合、ウイングは立てた方が有利です。
ダウンフォースによるタイヤへの影響
ダウンフォースによりタイヤを消耗させることになりますが、実際はドリフトやスピンがウイングを
立てることにより生じなくなるため、過度なタイヤ消耗はなくなります。
※タイヤ交換への影響
タイヤの消耗が進んでも、ウイングによるダウンフォースにより、タイヤを多少長時間使用でます。
◎「サスペンション(Suspension)」の設定
スライダーでサスペンションの硬さ/軟らかさを決定します。
※ビギナーの方はデフォルトの設定のまま使用することをお勧めします。
※硬い(Rigid)〜グリップ指向
荷重移動量は少ないので、操蛇輪のサイドフォースを増加させることはできませんが、
後輪は接地しやすいため、車は安定します。
※軟らかい(Soft)〜ドリフト指向
不安定になりやすいが、強引に曲げることができます。
※タイヤへの影響
荷重移動量が増加すると、タイヤグリップを使う方向ですのでタイヤは早く摩耗します。
また、ドリフトやスピンもタイヤの摩耗を早くする要因です。
◎「ステアリング(Steerings)」の設定
ステアリングの応答性を決定します。
ハンドルの応答性を「鋭く(Sharp)」するほうにすると、車のハンドルへの反応がよくなり、
「鈍く(Dull)」するとハンドルへの反応が鈍くなります。
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カスタムカラーリングファイルの作成方法
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Racing Days for Pocket PC の専用のテクスチャを追加する方法を説明します。
テクスチャは以下のルールで作成してください。
256色(専用パレット:PHOTOSHOP用のパレットracingdays.actが付属しています)
幅512×高さ272ドット
BMPファイル正式(8bit形式、RLE圧縮対応)
完成したテクスチャは、ActiveSync のエクスプローラを使って、Racing
Days の指定のフォルダにいれます。
例:NSXの場合
Program Files > Racing Days > Color > NSX フォルダにいれます。
Racing Days for Pocket PC を起動すれば、自動的に認識されます。
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レーシングスクール
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●スタイラスで運転する
一度スタイラスを画面につけたら離さずに、フィニッシュまでドラッグして操作しましょう。あちこちタップするのはスピンのもとです。
●はじめての走行
運転が難しくなってしまう原因はまず、スピードコントロールができない点です。
コーナーの手前では必ず減速して下さい。コーナー走行中ではなく手前というのがポイントです。
このコーナーは速度はこのぐらいと速度メータを見るように心がけてください。
●慣れてきたら荷重移動
スピードコントロールができるようになったら、荷重移動をつかったドライビングを試してみましょう。
荷重移動とは、
1.コーナーの手前で減速(ブレーキ)
2.ブレーキを離してアクセル
3.アクセルと同時にステアリング操作
この流れ作業が潤滑にいけば、コーナー頂点での通過速度アップは間違いないでしょう。
●テクニック
コーナーへの侵入速度が予定よりオーバー場合は、アクセルを断続的にオン・オフして走行します。
コーナー走行時に、ドリフト(車がスライド)しだしたら、ステアリングを反対にきってください(カウンターステア)。
その他ホームページ上でもTipsを公開しています。
操舵が難しいと思っている方はチェックしてみてください。
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コースガイド
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●アメリカサーキット
◎初級
・第1コーナー
複合コーナーのため注意。最初のコーナーより2つめのコーナーがきついので240km/hまで減速。
・砂漠出口コーナー
砂漠地帯をぬける最後のカーブは結構難しいが、砂漠左側のインを少しかすめるコースどりさえ
覚えれば260km/h以上でもぬけられる。
・最終コーナー
直線後なので十分減速(240km/h)する。
トンネル内でさらにRが小さくなるのでトンネル内でもう一度ブレーキ。
◎中級
・エスケープゾーン付大コーナー
高速コーナーで右側エスケープゾーンのため260km/h以上で通過できる。
・スタンド前コーナー
コース上最難関。トンネルで視界がよくない上カーブもきつい。200km/h以下まで減速。
・最終コーナー
ブレーキ&アクセルの荷重移動でクリアできるが、ここでミスするとタイムに影響する。
◎上級
・砂漠地帯S字コーナー
砂漠地帯はカーブと勾配が厳しいので180km/hから200km/hまで減速。
ブレーキ&アクセルの荷重移動の連続使用でクリア。
●スイスサーキット
◎初級
・第1コーナー
220km/hまでブレーキ&アクセルの荷重移動でクリア。
・第2コーナー
長いコーナーなので速度がでないよう、断続アクセルで通過(200km/h)。
・下り坂コーナー
ブレーキ&アクセルの荷重移動でクリア(220km/h)。
・裏ストレートエンド
難易度高い。スタンドが見えたらすぐにブレーキ開始150km/hまで一気に減速。
S字のため150km/hキープ。
・最終コーナー
220km/hまでブレーキ&アクセルの荷重移動でクリア。
◎中級
・クランクコーナ
ここは道幅が広いが、160km-180km/h以下のブレーキ&アクセルの荷重移動の連続使用でクリア。
・街路手前コーナー
130km/h以下に減速して走行。この先S字注意。難易度高し。
・シケイン
多少減速してラインどりに注意すればクリアできる。
◎上級
・トンネルS字カーブ
トンネル内はゆるいカーブだが道幅が狭く長いS字なので200km/h以下でクリア。
・山岳地帯
コース上最難関。150km/h以下でアクセル&ブレーキの連続で切り抜ける。側道の雪に注意。
・街路手前コーナー
道幅が広いが、160km/h以下に減速して走行。手前のトンネルからブレーキ開始。
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VERSION HISTORY
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Version 1.0.5
キー設定機能追加
Version 1.0.4
ARM : hp jornada 568対応
インストーラの不具合を修正
Version 1.0.3
Pocket PC 2002対応
ARM : NEC PocketGear MC/PG5000対応
Version 1.0.2.1
スペック設定ダイアログの不具合修正
保存時にマニュアルミッションになってしまう不具合を修正しました。
Version 1.0.2
ARM : TOSHIBA GENIO e対応
サーキット追加機能の拡張
(Indiaサーキットを追加するためには、Version 1.0.2以上が必要です。)
Version 1.0.1
MIPS : CASSIOPEIA E-750対応
Landscape/Portrait 切替
AT/MT ミッション選択
Version 1.0.0
初版
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お問い合わせ先
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株式会社キットピーク
Kitt Peak, Inc.
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